当サイトはカイロプラクティックの適応症状や治療成績・治療例
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『つぶやきBlog』
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症例の紹介 妊娠による腰痛 5 主訴:腰からお尻にかけての痛み女性 31歳 主婦 今は妊娠9ヶ月目です。 3日前に友人とマタニティビクスでエクササイズをした帰りに、買い物をするために道を歩いていたら徐々に左のお尻が痛み出しました。 歩く際に左足を前に出すと、左のお尻に痛みが出ます。 また椅子から立ち上がるときも同じような痛みが起こります。 左のお尻を下にして横になるのも痛みがでます。 それ以外のときは特に痛みを感じることはありません。 思い当たる原因としては、マタニティビクスで左の足を伸ばして、身体を前傾するようなストレッチ(腿の裏からふくらはぎにかけての)をいつもより長時間したことです。 それ以外は特に思い当たりません。 患部を冷して良いのか、温めて良いのかも分からず、マタニティビクスを続けてもいいのかも分からないため心配です。 コメント: このお尻の痛みは、大殿筋というお尻にある大きな筋肉の過剰な緊張によって起こっていました。 強い炎症はみられませんでしたが、3日目に小さいながらもこの筋肉を損傷していた可能性がありました。 この筋肉を使ったり、ストレッチしたり、筋肉を圧迫するように押すと痛みが誘発されました。 この筋肉を使わせないように、足を前に出す動作をしても痛みを再現することはできませんでした。 今回の症状は股関節の前後の筋肉のアンバランス、また大腿の裏の筋肉が硬すぎるためにお尻の筋肉に過剰なストレッチ力が加わったために大殿筋を傷めてしまったと考えられます。 ただ安静時の痛みや、熱感などの炎症兆候はみられなかったため、冷す必要はないと判断しました。 股関節の後ろ側のお尻の筋肉と前側のバランスをとるためのカイロプラクティック治療と、腿の裏の筋肉をストレッチする治療を行いました。 筋肉の過剰な緊張による痛みなので、この緊張が落ち着いた段階で痛みは軽減していきました。 合計2回のカイロプラクティック治療で、歩行時の痛みも1/3以下に減りました。 現在はカイロプラクティック治療を行っていませんが、出産後も骨盤の靭帯が安定するまでに約半年必要なので、骨盤の不必要な捻れが起こらないように、産後も定期的にカイロプラクティック治療によってチェックをすることをお勧めしました。
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