当サイトはカイロプラクティックの適応症状や治療成績・治療例
などをご紹介しています。 様々な症状でお悩みの方、 治療院をお探しの方のご参考になれば幸いです。 |
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『つぶやきBlog』
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症例の紹介 頭痛 4 主訴:頭痛・肩こり・首の痛み女性 28歳 会社員 以前から右の肩こりと右後頭部に広がる頭痛がありました。 毎日のパソコン業務が原因ではないかと思います。 右の肩こりは、首から肩にかけてあり、重く鈍い時もあれば、チクチクする感じることもあります。 朝は比較的に楽ですが、夕方になると症状が広がってくる感じがあります。 入浴や温湿布などで温めると痛みは楽になります。 頭痛は、後頭部にグワングワンと痛みが広がるような頭痛です。 月に1〜2回症状が出るが、月経などには関係なく疲れがたまると出るように感じます。 右肩こりともあまり関係はないように感じます。 コメント: 問診をしたところ ●温めると症状が軽減する。 ●拍動性や鋭い痛みは無い。 ●周期的なものでもない。 ●疲れがたまると出る感じがする。 ●首の動きで増悪、軽減はあまり感じない。 ●光が眩しかったり、吐き気などはない。 以上の問診結果や触診による頭痛の悪化から、後頚筋群のトリガーポイントによる頭痛であると考えられました。 (トリガーポイントとは筋肉に形成されるグリグリのようなもので、その部分だけではなく別の場所にも痺れに似た関連痛を出します) また肩こりは上部僧帽筋による緊張がこりの主な原因であると考えられました。 カイロプラクティック治療は、動きが悪くなっている頚椎に対してアジャストメントを行い、頭痛の原因となっている後頚筋群および肩こりの原因となっている上部僧帽筋に対してストレッチなどの緩和操作を行いました。 ご本人自覚しているように、日常のパソコン業務が頭痛や肩こりの原因となっている可能性が考えられます。 首を曲げた状態でのパソコン業務は、後頚部の伸筋郡が常に伸張された状態が続き、トリガーポイントを活性化させる可能性が高いと考えられます。 また、カイロプラクティック治療以外に、仕事の合間に適度に休憩を入れることと、ストレッチ法を指導させて頂きました。 筋緊張性頭痛が起こっていると思われます。 初めは後頭下筋の過緊張による痛みが後頭部だけに起こっているようでした。 しかし、そのまま我慢して無理をしたので痛みのために他の筋肉まで緊張しはじめ、側頭部や目の裏にも痛みが起こってしまった可能性があります。 なぜ筋肉が過緊張を起こしてしまったかというと、まず1つには姿勢の悪化が上げられます。 背中が丸まってしまい、顎が前に突き出すような姿勢になっていました。 この状態では後頭部のすぐ下に付着する後頭下筋群が緊張してしまいます。 その後、さらに頭を支えるために首の前側の胸鎖乳突筋が緊張し、頭全体の頭重感を起こす頭痛が起こったと思われます。 姿勢改善のため背骨と筋肉に対するカイロプラクティック治療を行いました。 筋緊張性頭痛は筋肉の過緊張を改善すると、ある程度少ない回数で改善することが多いようです。 姿勢の改善は自由に動く関節と、柔軟な筋肉が必要になってきます。 この部位の改善には5.6回のカイロプラクティック治療が必要になりました。
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